睡眠不足を解消する方法とは?
ちゃんと寝たはずなのに、日中に眠気に襲われた経験はありませんか?
それは正しい睡眠がとれていないからかもしれません。私達の人生の質を高めるカギを握っている睡眠。具体的にどうしたらよいのか?快眠出来るためのポイントをご紹介したいと思います。
睡眠不足を解消する方法
睡眠が足りていないと体に悪影響を及ぼします。
医師・医学博士の西野教授監修雑誌の記載によると、睡眠不足による健康被害として、
ガンや認知症など様々なリスクが上がることが明らかになっているということです。また、病気以外にも美容やアンチエイジングに対しても大きな影響があるとのこと。
例えば睡眠時間が短い人は肥満傾向になり、睡眠をきちんととっている人の表情はとっていない人よりも好印象を相手に与えることも調査によりわかっているそうです。なんと、表情に変化があるなんて・・・と驚きの事実です。それも、睡眠をとらないと成長ホルモンが分泌されない、つまりは新しい皮膚や髪、骨を作る成長ホルモンが分泌されないということになります。
なんとなく病気を引き起こしてしまうのも想像ができますね。
睡眠時間の理想
実は日本人は世界で一番睡眠時間が短い国だそうです。
平均睡眠時間は平均6.5時間。中でも女性が短い傾向にあります。
睡眠時間は長くても短くてもダメで、理想は7時間前後だそう。健康でハツラツとした毎日を送るためにはクオリティの高い睡眠を目指しましょう。
睡眠不足を解消する5つのポイント
睡眠不足を解消するポイントを五感それぞれに関してご紹介したいと思います。
視覚
睡眠ホルモンのメラトニンは朝に光を浴びてから14~16時間後に分泌が始まり、午前2時ごろにもっとも増えると言われています。メラトニンは目からの刺激に左右されるので、夜は明るすぎない照明を心掛けてください。パソコン・スマートフォンなどのブルーライトを発する電子機器は寝る前は使用を避けてください。
嗅覚
五感の中で一番快眠効果が出やすいのが嗅覚だと言われています。嗅覚は他の4つの感覚とは違う伝達経路を持っていて、脳内にある視床下部に直接刺激を与えてくれるからです。視床下部は睡眠に深く関係する自律神経やホルモンをコントロールしているので、アロマの精油を試してみてください。
味覚
夕食は寝る3時間前までにとるのが理想です。肉類・魚類・豆類・乳製品に含まれる必須アミノ酸の「トリプトファン」と魚介類に多く含まれる非必須アミノ酸の「グリシン」は快眠に欠かせない栄養素です。前者はメラトニンの正常な分泌を促すセロトニンの原料になり、後者は体温を低下させて自然な入眠をサポートをしてくれます。眠れない時はハーブティーやホットミルク、バナナなどをおなかに入れてみてください。
聴覚
完全な無音状態よりも自然に近い音が流れていたほうが入眠しやすいということが分かっています。ヒーリングサウンドやクラッシックなどがおすすめです。イヤホンではなく、スピーカーで効き、少しずつボリュームダウンしましょう。ちなみに、自分の好きな音楽を聴くと逆に目が覚めてしまうので、NGです。
触覚
寝る1~2時間前までに、40度前後のぬるめのお湯に10~30分つかるのがベストな入浴方法です。
快眠に効くツボ「安眠」を押すのもよいでしょう。「安眠」のツボは、耳の後ろにある骨から指1本分下にあるので、右と左と交互に刺激してみてください。
効果のあるグッズとは?
先ほどの睡眠不足解消のポイントでもあげましたが、一番簡単に体に作用するのが嗅覚を刺激するアロマの精油です。
私がお勧めするのは
精油を購入して、水のいらないディフューザーなどに垂らす、簡単な方法です。
最近ではアロマストーンといって、石に垂らすだけで香りが広がるものもあります。
アロマは直接鼻から脳に到達するものなので、信頼できるメーカーのものを購入することが大切です。フランスのプラナロムの精油はフランスでも日本でも輸入している会社が品質を保証しているものなので、安心にお使いいただけます。
また、睡眠を快適にするために、寝具を一新するという方法もあります。
通気性が高く寝心地がよく、ダニの心配がないもの、安心な日本製のものが今コロナ禍で人気が出ていますので、参考にしてください。
まとめ
人間の健康のためにとても大切な睡眠。是非良質な睡眠がとれるように実践してみてください。
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